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犬のしつけ①トイレのしつけ

犬のしつけとは、犬が人間社会に適応し、人も犬も安全で楽しく幸せに生活していくために
必要なトレーニングのことを指します。
今回は犬のしつけの中でも特に大切な「トイレのしつけ」についてお届けします。

前回のコラム
≫子犬のしつけとは?

≫甘噛みや噛み癖もご覧ください。

トイレのしつけ

犬のトイレのしつけ

■犬のトイレのしつけとは?

トイレのしつけの基本は、「どこで排泄するかを教えること」です。
トイレを決められた場所できちんとするということは、人と同じ空間で生活する中でも衛生面で非常に重要で、暮らしやすさにもかかわってきます。
また、トレーニングを積むと、声掛けにより排泄をさせることもできます。このしつけは公共の場や家以外の場所でとても役に立ちます。

■いつから始めるの?

トイレのしつけは犬を家に迎えた初日から段階を踏んで教えていきましょう。
犬は、一般的に犬種や個体によって差はありますが、生後6,7か月から12か月ごろまでに性成熟に達します。
性成熟に達する前がトイレのしつけを簡単にできる時期です。
ペットが成長して自己意識が高くなり、自分の縄張りが決まってしまうと、あちこちで匂い付けのための排泄を行い、しつけをするのが難しくなります。
もちろん成犬になってからでも、しつけは可能なので、根気よく教えましょう。

■準備するもの

犬のトイレとしてペットシーツが便利です。
大きさは犬がくるんと回転できる大きさで、小さいよりは大きめのものの方が良いでしょう。
ペットシーツで遊んでしまう場合は、シーツを固定できるトイレや、シーツを覆うようなメッシュ付きタイプのトイレをおすすめします。
トイレの用意と同時に失敗したときに臭いを消すための掃除グッズもあると便利ですね。

しつけの方法

トイレしつけ

まず初めにトイレのタイミングを知りましょう。
犬を家にお迎えしたら、数日間生活パターンを観察しましょう。犬がトイレをするタイミングがわかってきます。
一般的に、遊びの後、ゴハンの後、寝起きなどに排泄することが多く、床の匂いをかぐ、クルクルと回りだす、腰を落とす、などが、排泄のサインです。
子犬の排尿のサイクルは、(月齢+1)時間。
つまり、2ヶ月齢の子犬は3時間おきに、3ヶ月齢なら4時間おきに排泄するということです。

トイレを教える方法

■ステップ1:初めにトイレの場所をおしえる

トイレの場所を覚えるまでは、サークルの中に1つと、外に1つ以上トイレの場所を作りましょう。
サークルの外にも置くことで飼い主さんが誘導しやすい状況を作ります。
最初はペットシーツを広めに数枚敷いておくとよいでしょう。

犬が排泄したそうにしてしていれば、最もトイレに指定したい場所のペットシーツの上まで連れて行きます。

この時、扉を閉めることができるタイプのサークルであれば、排泄の間、扉を閉め、自由に動き回れる範囲を限定すると、トイレで排泄してくれる可能性が高まります。

排泄をしているとき、「ワンツー」や「シーシー」などの声掛けを行いましょう。
犬が声掛けにより気が散り、排泄をやめてしまう場合は、トイレが終わるまでさりげなく見守りましょう。
基本的には積極的にトイレのたびに根気よく声掛けを行います。

■ステップ2:うまくできた時よく誉める

「この場所でトイレをすると良いことがある」、「掛け声に伴ってトイレをすると良いことがある」、と思わせることが大切です。
「トイレの場所へと誘導→排泄時に声掛け→うまくできたら褒める」、これを繰り返します。 「ここがトイレの場所だ」と覚えてくれれば、誘導しなくても自分でトイレに向かうようになります。

■ステップ3:自分でトイレに向かうようになったら

犬が自分からトイレのほうへ行くようになったら、サークルの扉を開けて自由に出入りできるようにします。

■ステップ4:毎回、きちんとトイレでできるようになったら

排泄する確率が1番低いものから順に撤去し、徐々にトイレの数を減らしていきましょう。

犬は「この場所で排泄をすると褒められる」と学習すると同時に、「声掛けに伴いペットシーツで排泄をすると褒められる」という2つの意味を理解します。
このしつけ方法がうまくいくと声掛けによりどの場所であってもペットシーツの上で排泄することができるようになります。

しつけのポイント

トイレしつけのポイント
■匂いを残す

トイレの場所を犬に知らせるために、トイレには少し尿の臭いを残しておきましょう。

■行動範囲を限定する

しっかりトイレを覚えるまでは自由に動き回れる範囲を決めておきます。行動範囲が限定されていないと、飼い主さんが犬の行動を把握できなくなる上に、行動範囲が広すぎると失敗する確率が高くなります。

■できるだけ失敗をさせないように

失敗する回数が増えると失敗することを学習してしまいます。
犬をお家の中でフリーにしている間は目を離さないようにしましょう。
失敗しやすい場所にあらかじめシーツを敷くことで、失敗が成功に変わります。

■たとえ失敗しても叱らない

犬が排泄を失敗したときは声をかけずに、臭いを残さないよう片付けましょう。
思わず叱ってしまうことがあるが、これは逆効果です。
排泄=怒られると思い、人に隠れてそそうをする、排泄を我慢するなど、問題が悪化することがあります。

まとめ

犬がトイレを覚えるのには約1ヶ月かかるといわれています。
既に成犬になっていたり、お家に来る前の段階で間違ったしつけを身につけていたり、留守番の時間が長かったりする子などはもっと長い目でしつけをしていく必要があります。
例え時間がかかったとしても、飼い主さんが正しい方法で導いてあげることで必ず応えてくれます。
行き詰った時は先を焦らず、1つ前の段階にもどり、犬のペースに合わせて進めましょう。

苦労した分、できた時の達成感は格別なものになるでしょう。
次回は「犬の無駄吠えのしつけ」についてお届けする予定です。

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